第51回特別ゼミナール

第51回特別ゼミナール

実行委員長  篠崎 公一

実行副委員長  渋谷 正則

 

 薬物治療モニタリング研究会第 51回特別ゼミナールを下記の要領で開催する事となりました。

本ゼミナールでは「薬物投与設計の実際」をテーマとして、スモールグループディスカッション (SGD) による昨年と異なる TDM 実施症例を題材としたワークショップを行います。ワークショップは、実際の臨床現場に即した異なる二つのアプローチを研修できる内容としました。

すなわち、一日目はコンピュータ(PC)を使えない状況での投与設計法を検討し検討結果を PC を用いて検証します。二日目は PC を活用し、TDM ソフトウェア OptjpWin Spreadsheet を用いてベイジアン法による薬物動態解析と投与設計法の検討を行います。本ソフトウェアは、ユーザーインターフェースを一新したため使いやすくなりました。当ゼミナールでの限定配布のため、この機会にその機能と操作性および症例検討における有用性をぜひご確認下さい。

 なお、本ゼミナールは、6 年制薬学部コアカリキュラムおよび実務実習コアカリキュラムの TDM に関する項目に準拠しています。実務実習での TDM 実習指導の充実ために、そして日常の TDM 業務のレベルアップのためにご活用下さい。また、薬学部学生の方々も実務実習の予習、復習、補習の機会としてお役立て下さい。皆様のご参加を心よりお待ちしています。

 

 

テーマ :『TDM 症例検討ワークショップ:薬物投与設計の実際』

 

日 時 :1日目 平成 24 年 3 月 10 日(土) 9:00~17:10 

      2日目 平成 24 年 3 月 11 日(日) 9:00~17:10 

 

場 所 :北里大学薬学部1号館5階

〒108-8641 東京都港区白金5-9-1

 

内 容:

1日目 教育講演「PCが使えない状況での薬物動態解析」、Qflex2 の概略とシミュレーションによる解析結果の検証方法および症例呈示、症例検討ワークショップ。

2日目 TDM ソフトウェアの原理と応用(講義)、最新版 OptjpWin Spreadsheet の仕様および操作法(講義と演習)、症例呈示、症例検討ワークショップ、(詳細は下記日程表をダウンロードしてご参照下さい)。

 

*受講者は、日本薬剤師研修センター認定シール6単位(1日参加は4単位)を取得できます。

 

定 員 :40名 (先着順) 

 

受 講 料:

 

ゼミ当日までに年会費を納入された方の受講料は会員扱いとなります。受講料には資料代 (プリント)は含まれますが、食事代、宿泊費等は含まれません。

 

 

使用機器およびPC:

 両日とも Microsoft Excel 2003 以上 (2000は不可;2007以上を推奨)が稼働する Windows XP, vista または 7 搭載ノート型コンピュータおよび関数電卓 (メモリー機能があるもの) を各自ご用意の上ご持参下さい。機器の貸出は行いませんのでご注意下さい。

 また、Apple社製ノート型PC(Mac)上でWindows XP,vista,7を稼働させ、そのWindows OS上でMicrosoft Excel(2003以上)が動作していているものでも可能です。

 

使用ソフトウェア:

本ゼミナールでは、できるだけ多くの時間を症例検討ワークショップに割り当てたいと考えています。そこで、特別ゼミナールで使用するソフトウェアを研究会ホームページの専用ページに登録およびリンクしておきますので、事前にダウンロードし当日ご持参の PC にインストールしておいてください。

 

【TDM ソフトウェア OptjpWin Spreadsheet version 6.2】

関連ファイルは参加申込みをされた方で、受講料の入金が確認できた参加者のみダウンロードが行えるように、ダウンロード用パスワードをメールでご連絡いたします。

OptjpWin Spreadsheet version 6.2 は、旧版 (旧 OptjpWin、第49回特別ゼミナールで用いた version 4.33) より使いやすくなりましたので、ゼミナール当日の演習で十分対応は可能と思われますが、南山堂発行の雑誌「薬局」の 2011年9月号および 2012年1月号に本ソフトウェアを使用した記事が掲載されていますので参考までご参照下さい。また、ソフトウェア添付の簡易マニュアルで機能と操作法についてご確認下さい。

 

【Qflex2 ver.2.26】

Qflex2は随時ダウンロード可能ですので、研究会ホームページのリンクから Qflex2 掲載ページへ移動して最新版を入手して下さい。Qflex2 の操作法に関してはアプリケーション添付の操作マニュアルで基本操作をご確認下さい。

 

 

申し込み方法:

下記より‘第51回特ゼミ申込みフォーム(Wordファイル)’をダウンロードし必要事項を記載の上、電子メールに添付して研究会アドレスにお送り下さい。事務局にてメールを受信次第、追って受講申込みの確認通知と受講料入金方法を確認メールとして送付いたします。確認メールの記載に従って受講料をご入金ください。

 

申し込み締め切り:終了しています

 

問合せ・連絡先:

薬物治療モニタリン研究会ホームページ内の問合せページからお願いします。

 

 

《お知らせ》

 薬物治療モニタリング研究会では会員登録を行っております。年会費は一般3000円,学生1500円です。会員登録された方へは,例会,および特別ゼミナールのご案内を電子メールでお知らせいたします。会員登録をご希望の方は研究会ホームページの「研究会入会方法」ページに詳細を掲載しましたので、ご利用下さい。なお、ゼミナール当日までに年会費を納入された方の受講料は会員扱い(会員有効期間:入会日~平成25年3月末まで)とさせていただきます。

 なお、当研究会では連絡方法をインターネットによる方法としています。お問合せおよびご連絡等は電子メールあるいはホームページの「問合せページ」をご利用下さい。

 

《会場への交通》

渋谷駅から東口下車 都バス「田87」系統 田町駅行15分 北里研究所前下車

広尾駅(東京メトロ日比谷線)から天現寺橋方面(出口1,2番)下車 徒歩10分

恵比寿駅(JR・東京メトロ日比谷線)から東口下車 徒歩15分または都バス「田87」系統 田町駅行7分 北里研究所前下車

田町駅(JR)、三田駅(都営地下鉄浅草線・三田駅)から三田口下車 都バス「田87」系統 渋谷駅行15分 北里研究所前下車

白金高輪駅(東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線)から恵比寿方面(出口3番)下車 徒歩10分

 

北里大学ホームページ掲載マップ:

http://www.pharm.kitasato-u.ac.jp/map&access.html